ThoughtWorksアンソロジー
ThoughtWorks Anthologyは、日本でも以前、id:rantsさんのOOコード養成ギブスという記事で紹介されていたので、ご存知の方も多いと思います。この本が日本語に翻訳され、近々出版されます。
ThoughtWorksアンソロジー ―アジャイルとオブジェクト指向によるソフトウェアイノベーション
- 作者: ThoughtWorks Inc.,株式会社オージス総研オブジェクトの広場編集部
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/12/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 14人 クリック: 323回
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目次はこんな感じです。
- 1章ビジネスソフトウェアのラストマイルを解決する
- 2章とある秘密基地とRubyによる20のDSL
- 3章言語の豊かな景観
- 4章多言語プログラミング
- 5章オブジェクト指向エクササイズ
- 6章ところでイテレーションマネージャとはなんだろうか
- 7章プロジェクトバイタルサイン
- 8章コンシューマ駆動契約
- 9章ドメインアノテーション
- 10章Antビルドファイルのリファクタリング
- 11章1クリックデプロイ
- 12章アジャイルかウォーターフォールか
- 13章実践的な性能テスト
個人的におもしろかったのは、オブジェクト指向エクササイズ、コンシューマ駆動契約、1クリックデプロイ、とある秘密基地とRubyによる20のDSLです。
僕も翻訳者の一人として、参加しました。僕を含めほとんどのメンバーが初めての翻訳だったうえ、翻訳者が半分東京、名古屋、シリコンバレーと3拠点におよび、連絡はメールのみという分散翻訳だったのが、非常に大変でした。しかし、なんとか出版にこぎ着けました。
是非ちょっと時間に余裕のある時に読んで、ブログに感想なんかいただけるとありがたいです。