Firefox3.0b2 vs Safari3.1
Firefox3.0 beta2がリリースされました。さまざまな点が改良され、メモリやパフォーマンス向上を主体とした変更がなされているそうです。
一方、osxのデフォルトブラウザのSafari3.1もベータ版がリリースされています。Safari3.1もやはりブラウザの高速化を主体とした変更のようで、様々なblogで話題となっているようです。
パフォーマンスが向上すると、普段のブラウジングにも影響するため、ユーザからすると大歓迎ですね。
Webアプリケーションデベロッパーからすると、Javascriptのパフォーマンスも気になるところではないでしょうか?
そこで、SunSpider JavaScript Benchmarkを実行してみました。
環境は、
- Mac OSX 10.5.2
- iMac 2006 early
- CoreDuo 1.6GHz
- Memory 2Gbyte
です。
結果は、現状ではSafari3.1の圧勝です。
Firefox3.0b2 | Safari3.1 | |
total | 11301.6 | 5398.6 |
3d | 1973.4 | 784.2 |
access | 1667.6 | 841.4 |
bitops | 1789.6 | 657.8 |
controlflow | 120.8 | 123.0 |
crypto | 656.0 | 362.6 |
date | 815.4 | 443.8 |
math | 1406.0 | 829.8 |
regexp | 489.8 | 303.4 |
string | 2383.0 | 1052.6 |
単位はmsで、小さいほうが高速です。
今後、これらのブラウザが正式リリースされ、どんなWebアプリケーションがでてくるのか楽しみです。