[misc]環境にやさしいソフトウェア開発

ソフトウェア開発とエコロジーの関係について考えています。環境に優しいソフトウェア開発はなんなのか?仕事を実行する上で排出される二酸化炭素を少なくするには、いったい何をしたらよいのだろうか?と。世の中の流れが環境保護に向かっているにもかかわらず、ソフトウェア開発も環境保護に向かわないはずはないだろうと考えています。
ためしにソフトウェア開発における二酸化炭素を排出する原因を考えてみると、

  • 紙(ex.レビュー資料、設計資料など)
  • 開発PCの数
  • 投入される人間
  • 開発期間
  • etc

といったものがあります。

であるなら、二酸化炭素を減らす開発というのは、紙を減らし、開発時のPCを減らし、投入する人間の数を減らせば、環境にやさしいソフトウェア開発といえそうです。
紙を減らすには、顧客とのコミュニケーションを蜜に行い、不要なドキュメンテーションを減らすなり、Wikiなどで顧客もドキュメンテーションに参加するようなやりかたで開発するとよいでしょう。
開発PCや投入する人間の数を減らすには、生産性の高い言語やフレームワークを用いるなどして、投入する人間を減らすと良いでしょう。
開発期間を短くするには、不要と思われる開発をできるだけ行わないように、顧客に頻繁に完成したものを確認してもらうと良いでしょう。

そう考えてみると、「生産性の高い言語やフレームワーク」で「アジャイル開発プロセス」を採用した開発が、環境に優しいソフトウェア開発と言えるような気がしています。
ソフトウェア開発に環境の優しさが求められた時、顧客から要請され、時代から要請され、本当にアジャイル開発プロセスが普及するのかもしれません。